自分で農作物を売りたい、梱包材、値段を決めて商品も作ってそのあと、みんなに知ってもらうためにチラシを作りますよね。「何の情報を入れたらいいの?」と悩んでいませんか?この記事を読むと、そのお悩み解決します!
チラシに入れる必須内容
チラシに入れたいのは、「商品の基本情報」と「売るための情報」を入れます。
お客さんが知りたいのは
【基本情報】
・何が買えるか?
・いくらで買えるか?
・送料や配送日はいつ?
・支払い方法は?
・販売者は信頼できる人か?
この情報は最低限入れてください。
そしてもう一つ大事なのが、チラシを見た人が買いたくなる情報。
【買いたくなる情報】
・この商品を買ったらどんな未来があるか?→ベネフィット。美味しい、満足、誰かを喜ばせられるなど。
・この商品を実際買った人はいるか?→実績、買った人の声、食べた人の満足の声など。
・この商品を勧める第三者はいるか?→口コミやおすすめの声を掲載。(嘘はダメですよ!もしなければ、誰かに食べてもらって口コミもらいましょう!)
・期間限定クーポンや、おまけ、プレゼント→500円オフ!や今だけ送料無料など。
チラシを見返して、購入者の気持ちを想像する
この基本情報と買いたくなる情報が入っていると、購入者はこんな気持ちになります。
例)産地直送ぶどう🍇 おっ!美味しそうなぶどうだ!え、これ買えるのか!二箱で5000円。送料は別ね。配送は、今から1週間以内。支払いはクレジットカードOKね。ちゃんと販売者の電話番号もあるな。何かあればここにかけよう。 うーんで、ちょっとお高いかなぁ。あ、実際に購入した人の感想がある。ふむ、今まで食べたことない美味しさか!興味あるな…
美味しそうなブドウ🍇だし、果物好きの母親とシェアしたいけど…高いなぁ。あ、口コミある!「高齢の母親がリピ買いしている」だと!あーもう買っちゃおう!そういえば、もうすぐ母の日じゃん。母の日のプレゼントと思えば、高くはないか!ん?母の日クーポンある。今なら500円オフ! よし。ポチっちゃお! ポチ! 届くの楽しみだぁ。 母親にも美味しい🍇届くよってラインしとこ!
ピンク色が基本情報、緑が買いたくなる情報です。
… 売れるチラシやサイトは、お客様の気持ちをここまで持っていってるってこと。
実際に私もチラシやサイト経由で果物を購入してますが、チラシやサイトを見て新規購入なら数日、継続購入なら数分で買うのを決めます。
もしこの流れが?であれば、まずご自分でチラシやサイト経由で農作物を買ってみるのがおすすめ。知ってる人からもらう、買う。ではダメです!だってあなたが今売ろうとしている農作物は、知り合いだけに売るのではないですよね? あなたの未来のお客様と同じ立場で「知らない農家さんから買う」を経験してください。その時の不安や疑問があなたの農作物を売るときに役に立ちます。
チラシ作りで浮かぶ疑問にお答え!
ここまで読んでいただきありがとうございます。きっとこんな疑問があるかと思います!
あれこれ書いたらみんな読まないでしょ? →基本興味がない人は全く読みません。興味がある人に、正しい情報を伝えるのが大事。だから、必要な情報を過不足なく掲載する。
実績とか、買った後の未来とか押し付けがましいでしょ? →買った先の未来、買うための信頼は伝えないと伝わりません。伝わらないと売れません。お客さんに「察して」は無理なお願いです。
文字がたくさんの情報読みにくいじゃん! →工夫次第でなんとでもなります!伝えたい文字は大きく、イラストやデザインでメリハリをつけるなど。
何を書いていいかそもそも自信なし →これ一番多い相談です。 まずは、他の人のチラシを見てください。この記事で紹介している、基本情報と買いたくなる情報どんな言葉を使っているか?ぜひこの視点でたくさんチラシを見てください。
チラシは無料デザインツールCanvaで自分でも作れる
チラシってデザイナーじゃなくても作れます。
ノンデザイナーでも使いやすいCanva。
私もCanvaをよく使います。有料だと背景を消したり、たくさん素材を使えたりしてさらに使いやすいですよ。私は無料ですが、それでも満足してます。
デザインAC
テンプレとがあるので、テキストを変えていけばチラシ作れます。こちらも無料で使えます。
デザイナーに頼むのが億劫な時はぜひ使ってみてくださいね!
自己紹介
高知県にいる元農家デザイナーのみきです。
農家の経験とWEBデザイナーを活かして、自分で売りたい農家さんのお役立ち情報を発信しています。相談やコメントはお気軽にどうぞ!
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